広島県福山市、鞆の浦。この小さな港町を散策すれば、たくさんの“癒し”に出会う。瀬戸内海を望む絶景に心奪われ、歴史情緒をたたえた町並みに想像をかき立てられる。そして、気づけば人々の温かな心に魅了されている。さあ、まだ知らない鞆の浦を探しに、物語りの旅に出かけよう。
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移住してからわかる、
鞆のホントの面白さTAU GRAPHIC / gallery shop MASUYA 江竜義政・陽子さん
2015年11月、1組の夫婦が鞆の浦にやって来た。今では地元の人たちに顔と名前を覚えられ、すっかり馴染んでいる2人。そんなご夫婦に、移住を決めたきっかけや、暮らしの変化、働き方、住むようになって初めてわかる鞆の浦の魅力など、移住者のリアルな声をお聞きした。
2017年8月9日 公開
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観光地になる前から、
鞆の日常を支えるお店沖辰商店店主・沖本大助さん
食料品から日用品まで、幅広い商品を取り揃える沖辰商店。地元唯一のスーパーがなくなったことから、最近では鞆の浦で生活する人たちにとって欠かせない存在だと評判だ。そんなお店を営む店主には、どんな思いやこだわりがあるのか。お店を訪ねて話を聞いた。
2017年6月28日 公開
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鞆の浦の未来のために、
今日も漁協が動いている鞆の浦漁業協同組合 羽田幸三さん
観光地であり、漁師町でもある鞆の浦。訪れる者を魅了する海は、漁師たちにとってどのような存在なのか。これからの漁業、これからの鞆の浦について、鞆の浦漁業協同組合の組合長である羽田幸三さんに話を聞いた。
2017年6月2日 公開
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鞆の海と市内の病院が、
「食」でつながる物語り大田記念病院 島津英昌さん/笹井佳奈子さん
福山市内でも有数の病院であり、神経疾患や脳血管障害の専門病院として全国的にも知られている脳神経センター大田記念病院。今回、漁協とタッグを組み、「鞆の浦わかめプロジェクト」を結成した。その意外な活動に至った経緯とは?
2017年6月1日 公開
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海の向こうからやって来た
旅人が想う、鞆の浦の魅力カナダからの旅人 グレッグ・ロバートさん
日本各地を旅してきて、最後に鞆の浦へ辿り着いたという、カナダ人のグレッグ・ロバートさん。鞆の浦の美しい景色や美味しい魚料理はとても魅力的だけれど、もっと印象的だったことがあるとグレッグさんはいう。外国人旅行者が語る、鞆の浦のディープな魅力とは?
2017年5月16日 公開
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「介護をする」世代が
支え合い、励まし合える場所鞆の浦塾サロン 式見景子さん
「鞆の浦まちづくり塾」で塾生達が再生した古民家。その民家は今、町の人が集うサロンになっている。運営に関わっている式見景子さんによると、サロンに来る人は60代の「介護をしている世代」が多いとのこと。彼らがちょっと一休みして元気をもらう場所になっているようだ。
2017年4月3日 公開
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昔は病院、今はレストラン
ここは変わらず人が集まる場所鞆町カフェー/454 倉田幹生さん
倉田幹生さんが、実家の「倉田医院」を改装してレストランをオープンしたのは9年前。開店まで紆余曲折があったものの、今は町の人達から愛される店になっている。「Uターン」をして地元で生きて行くことを決めた倉田さんが語る、これからの鞆の浦に必要なこと。
2017年4月3日 公開
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自分を見つめ直すことが
できる癒しのお寺顕政寺 鈴木省我さん
自らの心を見つめ直す修行。観心行を体験できるという顕政寺を訪れた。迎えてくれたのは、副住職の鈴木省我さん。鈴木さんの話を聞き、境内に集う猫や庭に茂る草木を眺めていると心が和む。鞆の浦の知る人ぞ知る「癒し寺」で、心休まるひと時を過ごす。
2017年1月26日 公開
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その存在が安心感をもたらす
頼れる「町のお医者さん」徳永医院 徳永敬さん
大正時代から鞆の浦で診療所を営んできた徳永医院。その三代目、徳永敬先生は「カメラ好きのお医者さん」として地域の人に親しまれている。地域医療に従事して20年以上が経つという徳永先生が、町の医師としてずっと大切にしてきたことを語る。
2017年1月5日 公開
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鞆の浦の町並みと人情が
難病と向き合う家族を癒す公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」代表 大住力さん
大住力さんは、難病を患う子どもとその家族を2泊3日の旅行に招待する活動を行っている。行先は東京ディズニーランドや沖縄などのリゾート地。しかし、去年からここ鞆の浦も家族を招待する場所のひとつとしている。大住さんが語る鞆の浦の魅力とは?
2016年12月5日 公開
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地元の人達のために
美味しい魚を届けたい鮮魚衣笠 衣笠睦生さん
鞆の浦に鮮魚の移動販売が登場!店長は「鮮魚衣笠」の衣笠睦生さん。もともとは鮮魚の卸業を営んでいたが、仕事の幅を広げ、イベントや移動販売で魚を売るようになる。ただ好きなことをしているだけと言う衣笠さん。その優しい人柄が地域の人を魅了する。
2016年10月31日 公開
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鞆の浦を新名物料理
で盛り上げたい!水呑Cafe Boneu 鈴木大孝さん
鞆の浦を含む福山市南部を盛り上げることに情熱を注ぐ、鈴木大孝さん。プロの料理人である鈴木さんが取り組んでいるのは、ちりめんじゃこを鞆の特産品にすることだ。2016年夏には「鞆の浦ちりめんグルメプロジェクト」を立ち上げた。
2016年10月27日 公開
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共鳴する人達がいた
だから鞆に来たくなる横浜国立大学大学院准教授 細田暁さん
最近、鞆の浦に通う人が増えている。その中の1人が大学教員の細田暁さん。2012年に初めて鞆を訪れ、その後頻繁に足を運んでいる。「鞆の浦の魅力は凄まじい」と言う細田さんがアカデミックな視点からこの町の魅力を語る。
2016年10月18日 公開
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鞆に住むという幸せ
それが彼女の歌になるシンガーソングライター 谷本志帆さん
鞆の浦は平地区の空き家を自分らしくリノベーションして住んでいる谷本志帆さんを訪ねた。障がい者施設で働く谷本さんは音楽活動も行っている。谷本さんの歌は、歌い手の「幸せ」が周りに広がっていくような音楽。鞆の浦を愛する歌うたいの物語り。
2016年6月21日 公開
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鞆は故郷から遠く離れた町
でもここには同じ魅力がある社会福祉士 村上理沙さん
鞆学区敬老会で出会った社会福祉士の村上理沙さん。村上さんは、大学時代に実習で介護施設・さくらホームを訪れ、その後、鞆に移住することを決意した。幼少時代を過ごした故郷と同じ魅力を持つ鞆の町に住み始めて、村上さんが今、思うこと。
2016年6月13日 公開
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まちづくり塾から生まれた
鞆を支えていく若い力鞆の浦まちづくり塾実行委員会代表 羽田知世さん
第一回「鞆の浦まちづくり塾」が終了した日、実行委員会代表の羽田知世さんに塾の舞台裏を語ってもらった。地域にとっても自分自身にとっても実りある塾だったという知世さん。行動を起こせば結果は後からついてくるということを、身をもって体験した。
2016年6月9日 公開
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お化け屋敷を始めたのは
鞆の町を守りたいから納涼肝試し大会発起人 赤間遼太さん
鞆の浦秋祭りの人気イベント??「お化け屋敷」。数年前に始まったこのイベントの仕掛人は、神奈川県横浜市の当時大学生だった赤間遼太さん。横浜の学生が、なぜ鞆の浦で? そこには大好きな町を守りたいという想いがあった。
2016年5月10日 公開
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これからの介護を学びたい
想いが実現したまちづくり塾鞆の浦まちづくり塾塾生 新利恵さん
12年間、地元の高校で教師を務めた新利恵さんは、退職直後という絶妙のタイミングでまちづくり塾に出会った。特に印象的だった平地区での地域ネットワークやお祭りについて熱く語ってくれた。
2016年4月12日 公開
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塾生が経験した貴重な出会い
そこから生まれる未来がある秋祭りと「鞆の浦まちづくり塾」
2015年7月に開講した「鞆の浦まちづくり塾」。その最後のプログラムが、渡守神社の例祭である秋祭りだ。夏から秋を鞆で過ごし、塾生たちは様々な経験をして、それぞれに発見したものがある。秋祭りに参加した3人の塾生の物語り。
2016年4月5日 公開
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ここでやりたいことがある
だから今、この町に住む鞆の浦まちづくり塾塾生 下畠有喜さん
「鞆の浦まちづくり塾」の第1期生、下畠有喜さんは、鞆に通ううちに、この町に移住することを決意した。京都で作業療法士として働いていた下畠さんにとって、鞆との出会いは人生の転機。この場所で、自分が目指していた世界が生まれつつあった。
2016年4月1日 公開
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ここなら面白い店ができる
ピザと音楽を楽しめる場所キッチンナッティ 田中幸治さん
鞆の町の中心部から少し離れた小室浜海岸にある「キッチンナッティ」。焼きたてのピザのほか、生の音楽も楽しめるカフェレストランだ。鞆の浦に住み、ここで店を開くことを決意した店長の田中幸治さんが、地域の魅力を語ってくれた。
2016年2月8日 公開
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この町を元気にしたい!
若き社長の熱い想いサンモルト 小川真平さん
「とも・潮待ち軽トラ市」の実行委員長をはじめ、様々な活動を精力的に行う若社長、小川真平さん。ただ、最初から地元の大切さを実感していたわけではない。社長として行動を起こし、継続することで見えてきたものとは?
2015年8月6日 公開
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走ったぶんだけドラマがある
鞆の浦の人間模様いま・むかしアサヒタクシー 倉田道広さん
鞆の浦でたった1人のタクシー運転手・倉田さんは、この町の誰かを、この町のどこかへ今日も運ぶ。穏やかに時が走る港町の、ゆるやかに紡がれてきた時代の一片を、倉田さんはどのように語るだろうか。
2015年4月10日 公開
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祭りが好き、故郷が好き
生粋の鞆っ子が今思うこと茶谷仁さん
ある夏の日、鞆の浦では熱いお祭りが行われていた。「八朔の馬出し」?。その中心で人一倍張り切っていたのが、御年74歳の茶谷仁さんだった。彼は純粋なまでに鞆が好きで、あたりまえのようにここで暮らし続けてきた。
2015年4月6日 公開
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子ども達もお年寄りも
みんなが集える駄菓子屋あこう屋
関町にある「あこう屋」は鞆で唯一の駄菓子屋。鞆中の子ども達が通うこの店は、お年寄りと子ども達が自然な形でつながる場所でもあった。店長の西村千賀子さんに聞いた心温まる物語り。
2015年4月2日 公開
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鞆の子ども達のために
できるかぎりのことを鞆の浦,鞆こども園,片岡孝子
町の内外から子ども達が集まる「鞆こども園」で出会った片岡さんは、キャリア40年のベテラン保育士。片岡さんが地元の鞆の浦に根を下ろすまでには、運命的な出来事があった。
2015年3月31日 公開
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その人“らしさ”を支えたい
地域で介護するということソーシャルワーカー 石川裕子さん
鞆の浦・さくらホームで働く石川裕子さん。歳をとっても、介護が必要になっても「鞆で暮らせて幸せ」と思ってもらいたい。「その人らしさ」を大切にする介護が、町の人達の意識を変えていく。
2014年11月12日 公開
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この町の人々をつなぐのは
祭りという名の絆秋祭り・明かし物制作
「準備が終われば、ワシらの祭りは終わったようなもの」—。秋祭りの準備をしていた世話方の言葉に、僕は戸惑いを隠せなかった。しかしよく聞いてみると、そこには並々ならぬ鞆への想いがあった。
2014年8月15日 公開
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人々に自然と根づいた
「見守る」という心の交流鞆の津ふれあいサロン
人口の少ない平という町で、地域交流の場となっているサロン。この場所を中心とした人々のあたたかな触れ合いと、楽しく前向きに生きるおばちゃんたちの笑顔をつづる。
2014年7月4日 公開
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カヤックを漕いで知る
鞆の浦の現在そして未来カヤッカーズCAFE 村上泰弘さん
「海抜0メートル」、カヤックに乗って初めて見える鞆の浦。陸や船の上からでは決して知ることのできない海の魅力を発信することで、鞆の浦の未来を築こうと、村上さんは今日も奮闘する。
2014年5月14日 公開
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心まで豊かにしてくれる
そんな豆冨がここにはある感謝の家 豆冨工房
豆冨の“冨”は富めるの“冨”。食べた人に元気になってもらいたいという意味が込められている。それを聞いたとき、ぼくの胸に太陽の光がそっと差し込んでくるようだった。
2014年5月2日 公開
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常夜灯とともに
いつもそこにあるカフェ「鞆の浦 a cafe」と「常夜燈ポスト」
白壁には「鞆の浦a cafe」の文字。脇には、いつからそこにあるのだろう、 真っ赤な丸い郵便ポストが立っている。ぼくは湧きだす好奇心に背中を押され、近づいてみる。
2014年5月1日 公開
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音と珈琲に身をゆだね
目の前の景色に時を忘れる「OUR HOUSE」大浜史治さん
珈琲の香りにつられてドアをくぐると、そこはマスターの好きなものにあふれた世界。ある出来事をきっかけに、この小さな町に移り住み、やがて魅了されていった大浜さんの物語り。
2014年4月28日 公開
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明治12年より続く保命酒屋
主人はユーモアにして飄々と「鞆酒造株式会社」岡本純夫さん
太田家住宅のすぐ北にある「保命酒屋」。垂れた眉毛に紺色の作務衣、商売人のイメージとはややかけ離れたこの人が、気負わぬ洒脱な七代目主人、岡本純夫さんだった。
2014年4月24日 公開
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長きにわたり愛されるのは
飾らず気取らず実直だから村上製パン所
六十五年もの間、鞆の人々に愛され続け、町のあちこちの売店でレトロな「ムラカミ」のパッケージを目にする「村上製パン所」。まさに鞆出身者にとってのソウルフードだ。
2014年4月23日 公開
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廻る廻る、神輿が廻る
その迫力に圧倒されて淀媛神社例祭
淀媛神社。その神社の鳥居から延びる石段に、人だかりができている。神主は神さまの依代(よりしろ)を神輿に乗せている。淀媛神社例祭、別名、だんご祭りである。
2013年10月9日 公開
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火の粉をかぶる熱き祭り
氏子魂が爆発するときお手火神事
神輿渡御(とぎょ)のためのお清めと、氏子の厄払いのために、何世紀も前から鞆の浦で続いてきた祭事、お手火神事。沼名前(ぬなくま)神社に太鼓の音がなり響き、いよいよ本番が始まる。
2013年9月30日 公開
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夏を熱く燃えさせる
日常に次ぐ非日常の閃光鞆の四季「夏」
芽の輪にお手火神事にサイダー。幻想の海ほたる。めぐりゆく季節を実感する、風物詩に年中行事。ここ鞆の浦も、夏になると行事が目白押し。鞆の夏物語りが幕をあける。
2013年9月18日 公開
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人肌薫るアートに囲まれた
ここは、潮風の通り道「ギャラリー&カフェ さらすわてぃ」新田久子さん
鞆の浦の自然と語らいながら、訪れる人々の心に穏やかな灯をともしていく、ギャラリー&カフェ さらすわてぃ。ここを営む新田久子さんは、鞆の人との縁に恵まれて、この地にやって来た。
2013年9月17日 公開
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静かな町の、静かなお寺
心に沁み入る住職の心根正法寺
喧騒からは程遠い町。その中にあって、なお一層の静けさが潜む。慶長三(1598)年創建、臨済宗は妙心寺派末寺。時を共に過ごす住職は、一体何を語るのか。正法寺の物語り。
2013年8月19日 公開
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鞆の浦にお越しの際は
ぜひ、寄んない!ともてつバスセンター/鞆の浦観光情報センター
ともてつバスセンター、鞆の浦観光情報センター。そこは、「ともてつグループ」が整備した、 お土産屋でもあり、観光情報センターでもある、開放的な、みんなのスペース。
2013年7月31日 公開
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愛する龍馬になり代わり
これからも伝えていきたい「鞆龍馬おもてなし隊」大西公孝さん 佐藤知代さん
鞆の浦で出会った二人の龍馬。観光客をもてなす、「鞆龍馬おもてなし隊」。刀を腰に差し、堂々と佇む二人のうちの一人は、なんと女性だった。鞆を愛する、龍馬たちの物語り?。
2013年6月5日 公開
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寺町で梅の花が咲く頃に
ほのかに町は色めき立つ鞆・町並ひな祭
春。どこの町でもそうだが、梅の花が咲くと同時に色めき立つ。鞆の浦は、町を挙げてのひな祭。町家の入り口が放たれて、玄関をくぐると優美なひな人形が突如現れる。桃の節句を鞆で祝おう。
2013年5月22日 公開
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祭りに命を捧げた漢
名乗らぬ硬派な大世話人「大世話人」
鞆の浦の寺町通りを迷いながら歩いていると、ふいに声をかけてくれた人がいました。飄然と現れたその人こそ、鞆の浦を知り尽くす、大世話人。その男気溢れる大世話人の「物語り」。
2013年5月17日 公開
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目から鱗がぶっ飛んだ!
観念を破綻させる美術館鞆の津ミュージアム
歴史的な町並み残る「鞆の浦」に、突如として現れた無軌道な美術館?。情熱に任せて生まれた飾らない芸術“アール・ブリュット”。その魅力をお届けします!
2013年5月11日 公開
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春を請う弓の響き
奉納の装いは目に眩しくお弓神事
旧正月、沼名前神社の境内に、独特の声が響く。武芸の神、八幡神社を前に凛々しい若者が弓を射て、邪気を払って春を呼び込むお弓神事。鞆の浦の二月の風物詩を、さあ、眺めてみよう。
2013年3月8日 公開
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僕らができることを
地域のために活かしたい学生による地域活動 in 鞆の浦
2012年、江戸風情を残す鞆の浦と、福山市大生を始めとした県内外の学生たちは、新たに深い“絆”を結んだ?。これは、鞆の浦という地域に活力と可能性を添えた、学生たちの物語り。
2013年3月6日 公開
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町並みに春化粧
桃色に胸弾むひな祭鞆の四季「春」
温暖な瀬戸内海の気候にあって、もちろん鞆の春も穏やかだ。島々を讃える海面はきらめき、さくらわ柔らかく花開く。鞆猫たちも、暖かな陽射しに目を細めるさあ、鞆の春を覗いてみよう。
2013年1月11日 公開
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海上絵巻と渡るかけ声
5月の鞆の風物詩鞆の浦観光鯛網
晩春になると、瀬戸内の海に真鯛の群れが帰ってくる。それらを待ち構えて一網打尽にするのが、かつての鯛網漁業。古きよき業を現代に再現する、勇壮な観光鯛網に携わる人、その物語り。
2013年1月11日 公開
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初夏の始まりを合図する
一年で最初の花火大会鞆の浦弁天島花火大会
花火といえば盛夏を想像する。だが鞆の花火は春の終わりに夜空を染め抜く。どこから来たのか船舟が次々と、湾に滲み映る情緒の光を、特等席で堪能している。弁天島が小さく見える時。
2013年1月11日 公開
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祭りの前の奉製作業
熱さを想い、胸が騒ぐお手火神事・お手火奉製作業
7月の頭、小雨舞う中、沼名前神社の参道を歩いていると、随身門のすぐ前のスペースで「お手火神事」の準備に精を出す人たちに出会った。この火祭りに懸ける誇り高き氏子たちの、舞台裏の「物語り」。
2013年1月11日 公開
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沼名前神社の祇園宮にて
由緒正しい芽の輪くぐり茅の輪くぐり
毎年6月末日、沼名前神社で日本最古の謂れを持つ神事が行われる。大きな芽の輪を粛々とくぐり抜ける神事。全国各地で同様に行われるものの、鞆の浦ならではのユニークさも見つけた、そんなある日。
2013年1月11日 公開
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歴史の町に存在感を与える
古くて新しい異空間へ太田家住宅
太田家住宅は、鞆の「まんなか」。地理的にも、歴史・文化の上でも、そして存在感においても、まさに鞆の「まんなか」。伝統とモダンが同居する、不思議に魅力的な太田家住宅に、さて、足を踏み入れてみよう。
2013年1月11日 公開
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ひと度足を踏み入れたなら
往時の匂いに今を忘れる鞆の津の商家
ふと目を引く黒塗りの商家には、鞆の伝統産業のありし日が保存されている。「鍛冶」と「漁業」。そのかつての産業について、おばちゃんふたりが魅力的に物語る。懐かしい、幼少の頃の記憶とともに?。
2013年1月11日 公開
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おおらかな住職の饒舌に
惹かれ感じる鞆への慕情静観寺
時がゆっくりと流れる静観寺で、住職の「鞆語り」に耳をすます。神話の時代から現代まで、テンポのいい語りで鞆の歩みを一気に俯瞰。祇園、スサノオ、それからきゅうり。はて、共通するものは?
2013年1月11日 公開
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“脱フツー”でいいじゃない
鞆の面白さを見せたいんだ鞆の浦、イタリア化計画・例のやつ…
なんだ、この店は?思わず足を止める。「鞆町カフェー/454」の倉田さんに、「カヤッカーズカフェ」の門田さん、アートディレクターの桑田さん。3人が巻き起こす、未来を切り拓くムーブメント。
2013年1月11日 公開
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鞆の浦に散らばる宝物に
彼女はきっと気づかせてくれる「ガイド」宮本和香さん
宮本和香さんは鞆で一番のベテランガイドさん。朗らかに笑うその人柄に触れると、鞆の浦の町歩きも一層楽しくなる。奥様5人で立ち上げたガイドは、今ではすっかり鞆の名物に。今回はそんなガイドさんのおはなし。
2013年1月11日 公開
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人々が当たり前に顔を合わせる
風通しのいい“家”を求めて「鞆の浦さくらホーム」羽田冨美江さん
鞆という地域のために、鞆に住む人のために、真摯に活動する羽田冨美江さん。鞆の豊かな明日のため、責任と覚悟をもって人と地域の架け橋になる。羽田さんが紡ぎだす、鞆の町の良い変化の兆し。
2013年1月11日 公開
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ぶっきらぼうな言葉の奥に
平を想う優しい心があった「NPO法人 鞆の人と共にくらしを」稲葉繁人さん
元「鞆平保育所」の建物を再利用したこの施設で、ふれあいの場をつくり続ける「NPO法人 鞆の人と共にくらしを」の代表・稲葉繁人さん。平という地域に対する、“想いと責任”の物語り。
2013年1月11日 公開
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「ただいま」って言いたくなる
あの人の笑顔に出会ったら「澤村船具店」 澤村道子おかあさん
細道を歩く旅人に、いつも優しい笑みを投げかけてくれる澤村のおかあさん。元禄年間より続く老舗船具店を切り盛りする、その想いに耳を傾けてみよう。きっと、またひとつ鞆を好きになれるから。
2013年1月10日 公開