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鞆の海と市内の病院が、
「食」でつながる物語り大田記念病院 島津英昌さん/笹井佳奈子さん
福山市内でも有数の病院であり、神経疾患や脳血管障害の専門病院として全国的にも知られている脳神経センター大田記念病院。今回、漁協とタッグを組み、「鞆の浦わかめプロジェクト」を結成した。その意外な活動に至った経緯とは?
2017年6月1日 公開
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この町の人々をつなぐのは
祭りという名の絆秋祭り・明かし物制作
「準備が終われば、ワシらの祭りは終わったようなもの」—。秋祭りの準備をしていた世話方の言葉に、僕は戸惑いを隠せなかった。しかしよく聞いてみると、そこには並々ならぬ鞆への想いがあった。
2014年8月15日 公開
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常夜灯とともに
いつもそこにあるカフェ「鞆の浦 a cafe」と「常夜燈ポスト」
白壁には「鞆の浦a cafe」の文字。脇には、いつからそこにあるのだろう、 真っ赤な丸い郵便ポストが立っている。ぼくは湧きだす好奇心に背中を押され、近づいてみる。
2014年5月1日 公開
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廻る廻る、神輿が廻る
その迫力に圧倒されて淀媛神社例祭
淀媛神社。その神社の鳥居から延びる石段に、人だかりができている。神主は神さまの依代(よりしろ)を神輿に乗せている。淀媛神社例祭、別名、だんご祭りである。
2013年10月9日 公開
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火の粉をかぶる熱き祭り
氏子魂が爆発するときお手火神事
神輿渡御(とぎょ)のためのお清めと、氏子の厄払いのために、何世紀も前から鞆の浦で続いてきた祭事、お手火神事。沼名前(ぬなくま)神社に太鼓の音がなり響き、いよいよ本番が始まる。
2013年9月30日 公開
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夏を熱く燃えさせる
日常に次ぐ非日常の閃光鞆の四季「夏」
芽の輪にお手火神事にサイダー。幻想の海ほたる。めぐりゆく季節を実感する、風物詩に年中行事。ここ鞆の浦も、夏になると行事が目白押し。鞆の夏物語りが幕をあける。
2013年9月18日 公開
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静かな町の、静かなお寺
心に沁み入る住職の心根正法寺
喧騒からは程遠い町。その中にあって、なお一層の静けさが潜む。慶長三(1598)年創建、臨済宗は妙心寺派末寺。時を共に過ごす住職は、一体何を語るのか。正法寺の物語り。
2013年8月19日 公開
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鞆の浦にお越しの際は
ぜひ、寄んない!ともてつバスセンター/鞆の浦観光情報センター
ともてつバスセンター、鞆の浦観光情報センター。そこは、「ともてつグループ」が整備した、 お土産屋でもあり、観光情報センターでもある、開放的な、みんなのスペース。
2013年7月31日 公開
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寺町で梅の花が咲く頃に
ほのかに町は色めき立つ鞆・町並ひな祭
春。どこの町でもそうだが、梅の花が咲くと同時に色めき立つ。鞆の浦は、町を挙げてのひな祭。町家の入り口が放たれて、玄関をくぐると優美なひな人形が突如現れる。桃の節句を鞆で祝おう。
2013年5月22日 公開
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祭りに命を捧げた漢
名乗らぬ硬派な大世話人「大世話人」
鞆の浦の寺町通りを迷いながら歩いていると、ふいに声をかけてくれた人がいました。飄然と現れたその人こそ、鞆の浦を知り尽くす、大世話人。その男気溢れる大世話人の「物語り」。
2013年5月17日 公開
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目から鱗がぶっ飛んだ!
観念を破綻させる美術館鞆の津ミュージアム
歴史的な町並み残る「鞆の浦」に、突如として現れた無軌道な美術館?。情熱に任せて生まれた飾らない芸術“アール・ブリュット”。その魅力をお届けします!
2013年5月11日 公開
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春を請う弓の響き
奉納の装いは目に眩しくお弓神事
旧正月、沼名前神社の境内に、独特の声が響く。武芸の神、八幡神社を前に凛々しい若者が弓を射て、邪気を払って春を呼び込むお弓神事。鞆の浦の二月の風物詩を、さあ、眺めてみよう。
2013年3月8日 公開
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僕らができることを
地域のために活かしたい学生による地域活動 in 鞆の浦
2012年、江戸風情を残す鞆の浦と、福山市大生を始めとした県内外の学生たちは、新たに深い“絆”を結んだ?。これは、鞆の浦という地域に活力と可能性を添えた、学生たちの物語り。
2013年3月6日 公開
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“脱フツー”でいいじゃない
鞆の面白さを見せたいんだ鞆の浦、イタリア化計画・例のやつ…
なんだ、この店は?思わず足を止める。「鞆町カフェー/454」の倉田さんに、「カヤッカーズカフェ」の門田さん、アートディレクターの桑田さん。3人が巻き起こす、未来を切り拓くムーブメント。
2013年1月11日 公開
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おおらかな住職の饒舌に
惹かれ感じる鞆への慕情静観寺
時がゆっくりと流れる静観寺で、住職の「鞆語り」に耳をすます。神話の時代から現代まで、テンポのいい語りで鞆の歩みを一気に俯瞰。祇園、スサノオ、それからきゅうり。はて、共通するものは?
2013年1月11日 公開
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ひと度足を踏み入れたなら
往時の匂いに今を忘れる鞆の津の商家
ふと目を引く黒塗りの商家には、鞆の伝統産業のありし日が保存されている。「鍛冶」と「漁業」。そのかつての産業について、おばちゃんふたりが魅力的に物語る。懐かしい、幼少の頃の記憶とともに?。
2013年1月11日 公開
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歴史の町に存在感を与える
古くて新しい異空間へ太田家住宅
太田家住宅は、鞆の「まんなか」。地理的にも、歴史・文化の上でも、そして存在感においても、まさに鞆の「まんなか」。伝統とモダンが同居する、不思議に魅力的な太田家住宅に、さて、足を踏み入れてみよう。
2013年1月11日 公開
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沼名前神社の祇園宮にて
由緒正しい芽の輪くぐり茅の輪くぐり
毎年6月末日、沼名前神社で日本最古の謂れを持つ神事が行われる。大きな芽の輪を粛々とくぐり抜ける神事。全国各地で同様に行われるものの、鞆の浦ならではのユニークさも見つけた、そんなある日。
2013年1月11日 公開
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祭りの前の奉製作業
熱さを想い、胸が騒ぐお手火神事・お手火奉製作業
7月の頭、小雨舞う中、沼名前神社の参道を歩いていると、随身門のすぐ前のスペースで「お手火神事」の準備に精を出す人たちに出会った。この火祭りに懸ける誇り高き氏子たちの、舞台裏の「物語り」。
2013年1月11日 公開
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初夏の始まりを合図する
一年で最初の花火大会鞆の浦弁天島花火大会
花火といえば盛夏を想像する。だが鞆の花火は春の終わりに夜空を染め抜く。どこから来たのか船舟が次々と、湾に滲み映る情緒の光を、特等席で堪能している。弁天島が小さく見える時。
2013年1月11日 公開
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海上絵巻と渡るかけ声
5月の鞆の風物詩鞆の浦観光鯛網
晩春になると、瀬戸内の海に真鯛の群れが帰ってくる。それらを待ち構えて一網打尽にするのが、かつての鯛網漁業。古きよき業を現代に再現する、勇壮な観光鯛網に携わる人、その物語り。
2013年1月11日 公開
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町並みに春化粧
桃色に胸弾むひな祭鞆の四季「春」
温暖な瀬戸内海の気候にあって、もちろん鞆の春も穏やかだ。島々を讃える海面はきらめき、さくらわ柔らかく花開く。鞆猫たちも、暖かな陽射しに目を細めるさあ、鞆の春を覗いてみよう。
2013年1月11日 公開