いろは丸展示館は、1867年5月26日に鞆沖合で起こった「いろは丸」と「明光丸」(紀州藩所有)の衝突事件に関連する遺物や写真・イラスト情報を展示する博物館です。1989(平成元)年7月に開設されました。 5回に及ぶ潜水調査によって引き揚げられた遺物が、ていねいに紹介されています。沈没状況も原寸70%の大ジオラマで再現され、見ごたえ十分。 龍馬グッズも豊富に取り揃えていて、坂本龍馬ファンには「たまるか」!—垂涎のスポットです。

龍馬とご対面!?隠れ部屋をリアルに再現

二階に上ると、ぼんやりとした灯火の中で、あっ、龍馬が座ってる!
…なんて、最初はちょっと驚きますが、実はこれ、実物大の人形なんです。衝突事件の際に龍馬と海援隊士らが身を隠した、枡屋清右衛門宅(桑田家住宅)の一室が見事に再現されています。

◇坂本龍馬等身大フィギュア!なんだか動き出しそうです

登録文化財の「大蔵」―建物そのものにも歴史的価値が

この「いろは丸展示館」は、江戸時代の蔵をそのままの形で利用しています。
この蔵は、鞆の町では「大蔵」と呼ばれていて、登録文化財にも指定されています。太田家所有の蔵で、巨大な梁も残っていて、建物それ自体でも十分に楽しませてくれます。

◇この梁の太さに注目―歴史の重み感じます

いろは丸展示館の基本情報

2012年7月8日 公開

住所 広島県福山市鞆町鞆843-1

営業時間 10:00〜17:00

休み12/28〜1/1

料金 小学生以上200円
※30名以上団体/150円(中小学生100円、引率者無料)

お問い合わせTEL:084-982-1681

その他国の登録有形文化財(「大蔵」として)

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