「旬の物語り」に、

「お手火神事」をアップしました。

鞆の寺町—、

東西に延びる石畳の参道を辿っていくと、

沼名前(ぬなくま)神社の大階段に行き当たります。

その見上げるような大階段を、

200キロを超える火のついた大松明(たいまつ)を担ぎながら、

勇ましい氏子衆がエイヤとにじり登っていく、

そんな真夏の炎の祭事、

「お手火神事」—。

この勇壮にして夢幻的なお祭りについて、

神前手火の奉仕者のお役を務めたこともある、

「魚壱」の府木さんに、物語っていただきました。

あの灼熱の祭典を肌で経験してきた方による、

「お手火神事」の“物語り”—、

さあ、どんな鞆のすがたを、

描き出してくれるかな?