鞆の浦通信に「第13回 鞆の津 八朔の馬出し」をアップしました!

「八朔(はっさく)」とは、8月朔日(1日)を略した呼び方で、「八朔の節供」には全国各地で様々な行事が行われます。瀬戸内では「馬節供」とも称されていました。

「中村家日記」や福山藩の儒者・菅茶山編集の「御問状答書—備後福山領風俗記」には、この馬節供に木馬を引き廻し、鞆の浦の町が多くの見物人で賑わったと記録されています。

台座に乗せる木馬も子犬くらいから実物大のものまで様々。中には驚くほどリアルなものもあり、観衆の目を豊かに楽しませてくれます。