江戸時代、中村家だけが製造・販売を許されていた保命酒。その伝統の技と味を今に伝える「ミツボシ」さん。明治に入って初代岡本亀太郎の代になると、以前の家業である清酒業から保命酒の醸造・販売業へと舵を切っていき、現在でも、その伝統的な製法を受け継ぐ職人たちが、手間ひまかけて保命酒作りに精を出しています。

本店の入口は明治初期に移築された福山城の長屋門で、その風格は貫禄十分。市の重要文化財にも指定されています。

何といっても定番はこれ!―「ミツボシ保命酒」

もち米と米麹から米の滋味をたっぷりと取り出して、焼酎を加えて良質なみりんを作り、16種の薬味を職人が丹精込めて漬け込んだ伝統の薬味酒。鞆の浦を訪れたからには、ぜひとも味わっておきたい一品です。保命酒粕もあわせてご賞味あれ!

◇「ミツボシ保命酒」900ml/1500円 ◇720ml/1350円
◇500ml/1000円 ◇300ml/750円

梅や杏を漬け込んだ新感覚の保命酒

伝統に根ざした保命酒。しかし、伝統を重んじる中にも、確実に新陳代謝を繰り返しています。保命酒に紀州産南高梅を漬け込んだ「梅太郎」、杏の実を漬け込んだ「杏子姫」、高知の生姜エキスを入れた「生姜ノ助」など、次代の保命酒作りにも積極的です。

◇「梅太郎」「杏子姫」「生姜ノ助」300ml/1300円

岡本亀太郎本店(ミツボシ)の基本情報

2012年7月6日 公開

住所 広島県福山市鞆町鞆927-1

営業時間 9:00〜17:00

休み無休

お問い合わせTEL: 084-982-2126
FAX:084-982-1318

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