鯛あみの はててふだんの 海原に
2012年11月26日
Photo:Nipponia Nippon
さて、昨日ご紹介した「対仙酔楼」の前には、
駐車場スペースがありますが、
その脇に、ひとつの句碑を見つけました。
ん? これは…、
鯛あしの…、いや、鯛あみ、かな…、
はてく? …、いや、はてて、かな? うん。
鯛あみの はててふだんの 海原に
そんな風に読めますね。竹下陶子先生の句だとあります。
これは、そのまま文字通り、
5月に行われる「鯛網漁」が終わりを告げて、
普段の海に、日常の海に戻ったよ、
という風に読んでよさそうですね。
とても、鞆の浦らしい歌です。
ほら、穏やかな海が目に浮かぶよう…。