阿弥陀如来立像と夜桜

2013年4月8日

Photo:Katumi Ono

小野さんのご投稿写真を、

シェアさせていただきます。





「安国寺」さんの、夜桜ライトアップですね。





国指定の重要文化財である、

「阿弥陀如来立像」と「法燈国師坐像」が、

桜ともども、ぼんやりと照らされ、

なんとも、幽玄。





小野さん、美しい季節のお写真、

本当に、どうもありがとうございました。





ぜひ、みなさんも、春の「安国寺」さんに、

足をお運びくださいね。



安国寺

木造阿弥陀如来及び両脇侍立像(重要文化財)

総高 313cm (光背)、本尊像高 170cm

文永11年」(1274)に造像。

中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩が一つの大きな舟形光背を負う「一光三尊仏」で、通称は「善光寺仏」と呼ばれます。

 本来、善光寺仏は、ほとんどが金銅仏の一品(像高50cm程度)でありますが、本像は等身大の大きな木造仏の特異な作例であります。



木造法燈国師坐像 重文 像高 85.2cm

確証のある国内最古の頂相彫刻(ちんそうちょうこく)で、また最古の寿像として著名です。

像内納入文書により建治元年(1275)の造立とわかります。



幻想的な雰囲気が素晴らしいです。